内容説明
BTSのVも読んだ、心に灯をともす癒しの言葉たち
“わたしのためだけに書いてくれたみたい
韓国で共感の声、続々。
家にいるのに帰りたい―――。
日々のストレスや疲れから、家の中にいても心がやすまらず、“家にいるのに家に帰りたいと思うことはありませんか。
漠然とした不安やとまどいを抱えながらも
誰かを責めるわけにはいかない
現実にうずくまってしまっているあなたへ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
keroppi
79
孤独感と、喪失感と、悲しみで消え入りそうになる。人の言葉が自分を傷つける。家にいるのに、そういう心が安らぎを求めてしまう。韓国の若い女性の素直なつぶやきに共感を覚え、心の平安を得られる人もいるだろう。本当に大切な人に出会えることが、幸せなのだと思う。先程読んだヨシタケシンスケさんの「にげてさがして」ともつながるものを感じる。今、ほんとに心を自分では支えきれなくなっている人が多いのだろう。#NetGalleyJP2021/03/15
ゆのん
68
共感出来るところと出来ないところがあったが、共感出来る部分では何度も頷いてしまう。他人と自分は違うのが当たり前。考え方も感じ方も人それぞれだし、理解出来るか出来ないかもそれぞれ。それは間違いではなくて違うだけ。この本を読むと『思いやり』や『愛』を今よりちょっとだけ増やせる様になるのでは。自分だけの物差しで他人を評価しないように気をつけたいと感じた。家族でも他人でも人間関係は難しい。それでも出会えて良かったと思える様な人になれたら良いなぁと思う。2021/03/11
Kurara
50
★3 翻訳本の感じはあまりしなかったかな。イラストも言葉に合ってる気がしました。心の病みはそう消し去ることはできなが些細な受け止め方感じ方で変わるような気がします。あまり構えて読まずさらっと読み進めるくらいがいい気がしました。 #NetGalleyJP【21.30】2021/03/19
アイシャ
37
エッセイというか詩のような文体と可愛らしいイラスト。BTSのテテ君ご推薦ということで読んでみた。外にいる時に『家に帰りたい』と思うことはあるけれど、家にいる時には思わない。家にいても癒されないということならなんと寂しいことか。インスタに始まったようで、これが若い人の共感を得たのも美しい文体を読むと分かるけれど、幸か不幸か内容は若くない私にはあまり響かなかった。きっと今青春まっただ中で、思い煩うことの多い方なら大きな癒しになるんだろうな。2021/12/27
kaoriction@感想は気まぐれに
22
後半の「愛」が 煩わしい。ウザい。微妙に「愛」の定義が私の感じるそれとは違うような気がする。何もかもを「それが愛だから」とか、「愛しているから」でまとめすぎではないですか? 「愛」に結びつけたかったのかもしれないけれど、なんだか著者が「愛」というものにがんじがらめになっている感じがして、言葉のひとつひとつに立ち止まってしまい、その言葉が入ってこない。ザラザラする。前半の言葉たちがスルスルと入り込んで流れて行ったのでなおさらだ。「わたしたちは、ただ違う」から。そう言われてしまえば元も子もないのだけれども。2022/03/29